2020/10/22 17:25

こんにちは。

当ショップ、当ブログに

お立ち寄りくださり、ありがとうございます。

このたびマクラメ作品以外の

石、石作品の販売を始めるにあたり

このブログを始めました。

特に「新しい持ち主さま募集」のお品に

関心を持って下さった方には

ご一読いただければと思っています。



わたしはもともと石が好きで
マクラメも単にアクセサリーというより
普段から石を身につけたいために学びました。

昨今のパワーブレスレット以前からの
石ストックがあるので、
いつか自分が石を売る立場になる事も
ありうるのかなと考えた事もあります。

ここから少し怪しい話になるのですが、
石好きが高じて石と話すWSを受けたわたしは
実は瞑想すれば「石と話す」事ができるのです。
もうほぼ一年前になるのですが、
別件の瞑想の中にある石が割り込んできて
「旅立ちたい」と言いました。
仕舞い込んでいたとか嫌いになったとか、
大切にしていなかったような
石ではないのに、です。
ガーン!!!でした。

しかし時を同じくしてある方から
「石を売った方がいい、
 新規にだけでなく
 既に手元にある石も」と
お勧めを受けていました。

新しい石はいいが、中古の石は嫌がる方が
ほとんどだろうにと悩みました。

しかし考えてみると。

今のクリスタルブームに乗って
どんどん鉱脈を掘り進み
新しい石のみを求めるあり方はいいのだろうか。
有名になった石はあっという間に掘り尽くされる。
心ある鉱山主はある程度で止めて埋め戻すけど、
自然災害をもたらす程
地形を変えられてしまった場所もある。
そもそも労賃の安い豊かでない国でないと
石の採掘は採算が取れない、と聞く。
地殻変動で新たな鉱脈が出る場合はあるにしても
石はそもそも有限な資産ではないのか。

一方、石は生きている。
動きが鈍いからわかりにくいけど
採掘後もセルフヒールドなどで
成長し続けているのが観察できる。
そしてそれなりの資質のある人や
それなりの方法を学んだ人には「喋る」。
石は人をサポートする意思を持ってくれている。

そして生きているだけに
存在した場所、手入れ、人との経験によって
汚れるどころか更に純化されたり
深みを増している石もある筈なのです。

わたしたちより遥かに長い時間をかけて育ち
わたしたちが死んだ後も生き続ける石を
自分が死んだ後どうする気でいますか?
皆さん。

名のある宝石なら代々受け継がれるだろう。
ロシアンレムリアンとか名のある石なら
発見者自身が買い戻したりもするようだ。
では(実はそれぞれの個性があるとしても)
ありふれた石は?

大切に付き合っても
石の変化より人の変化のスピードは速い。
死ぬというのは極論ですが、
無茶な使い方をして
石のエネルギー的な命を使い果たさなくても、
今の自分には合わなくなった石、というのは
当然生じてくるのです。

そういう場合は処分するしかないのでしょうか。
全部不燃ゴミ?
土に埋める?海や川に流す?
はたまた神社仏閣に頼むのか。

例えば高名なクリスタルワーカーのように
あの方の持っていた石なら欲しい!と
言って貰えるようなわたしではないけど、
でもわが家を経由した今のこの石が
わたしにぴったりと言う人もあるかもしれない。

と言う訳で。

それを希望する石があるなら、
次なる持ち主さまに受け継いでいただく
お手伝いをしようと思ったのです。
「特別」でない石だとしても
受け継がれていっていいものだ、
そうするのがいい、と思ったのです。


ひとつづつ石の意向を確かめながら
これから出していくつもりですが
なかなかにいろいろな事を言います。
「旅立ちの時だ」とスパっと言うもの、
「もうあなたとは十分交流したから」と言うもの、
「購入当初はあまり触れ合わなかった、
 今があなたに役立つその時だ」と残るもの、
「イヤイヤイヤ、絶対残る」とごねる子(^_^;)。

基本的にもともと安価な石はフリマアプリへ、
マスタークリスタルとか
特に素晴らしいと感じるものを
ベイスに載せようと考えています。
もちろん浄化をして送り出します!

こうした考えに共鳴し
わたしが迎えた石の「今」に魅了されて
石を迎えてくださる方がいる事を願っています。